プリンタは使わないとインクが詰まる! それ欠点です(怒)

      2016/05/26

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道修町Studio(どしょうまちスタジオ)の小柳宣昭です。
みなさん、年賀状は書きましたか?
年賀状を書く人が減っていますが、いただいたら嬉しいですよね。
年賀状を作るのはインクジェットプリンタが主流だと思いますが、今日はそのインクジェットプリンタのお話をします。

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インクジェットプリンタの欠点

いきなり、欠点のお話です。
インクの出口をヘッドと呼びますが、インクジェットプリンタを長期間使わないとヘッドにインクが詰まります。
インクが詰まると印刷かすれなど不具合が発生します。
ヘッドクリーニングを行ってもインク詰まりが解消しない場合は、ヘッドを交換しなければいけません。
その費用は多くのメーカーでは有料です。

インクジェットプリンタの欠点は「長期間使用しないとインクが詰まる」です。

年賀状のシーズンしかプリントをしないという人が結構います。
いざ年賀状を印刷しようとして、インク詰まりによる印刷かすれなどの不具合がわかり、慌てて新しいプリンタを購入される方もいます。

プリンタメーカーは欠点をもっと公表し、回避方法を伝えるべきだと思います。

 

インク詰まりを起こさせない方法

先ほどお話しましたが、インクジェットプリンタは長期間使わないとヘッドにインクが詰まります。
では定期的に使用すれば、確実にインク詰まりが発生する確率は減ります。

プリンタ単体の機種が主流だった頃は、パソコンを立ち上げ、印刷をするという煩わしい作業が必要でした。
しかし今は、コピー・スキャナー・プリンタが一体となった複合機が主流です。
なので、月に1回以上コピーをすることをお勧めしています。

(1)コピー原稿を入れる
(2)コピーボタンを押す。
copy
(3)スタートボタンを押す。
start
だけで出来てしまいます。
念のため、白黒とカラーの両方をコピーしましょう。

月に1回以上、「白黒とカラーのコピーをする。」
これなら、煩わしさは軽減できるのではないでしょうか。

 

大きく分けると2つある、インクの種類

インクジェットプリンタに使われているインクは大きく分けて2種類が存在します。
その2種類とは「染料系インク」「顔料系インク」です。
ではwikipediaから引用します。

染料系インク
染料系のインクは被印字媒体に対して色素を染み込ませて色をつける。初期のインクジェットプリンターに採用され、現在でもインクジェットプリンター用のインクとして広く普及している。

    染料系インクの長所は以下の通りである。

  • 色再現性が高い。
  • 光沢が出やすい。
  • 乾きやすい。
    短所は以下の通りである。

  • 耐水性が低い – 水に濡らすと、にじみが生じやすい。
  • 耐光性が低い – 太陽光などが長時間当たると、色あせ(退色)を起こしやすい。
  • 印刷後の色の変動が大きい – 色が落ち着くまで24時間程度必要

wikipedia インクジェットプリンタ より

 

 

顔料系インク
顔料系のインクは、水に分散しているインクの色素を被印字媒体表面に付着させ水を蒸発させて定着させ色をつける。

    顔料系インクの長所は以下の通りである。

  • 耐水性が高い。
  • 耐光性が高い。
  • 印刷後の色の変動が少ない。
    短所は以下の通りである。

  • 耐摩擦性が低い – 顔料粒子が紙内部に浸透しないため印刷面をこすると色落ちしやすい
  • 溶液としての安定性が悪い。
  • 粒子であるため比較的ノズルの目詰まりを起こしやすい。
  • 光沢が出にくい。
  • 乾燥が遅い - 顔料インクが乾燥しにくいため、印刷直後に印刷物表面を触ると印字面が汚れやすい。

wikipedia インクジェットプリンタ より

 

一般には、文字に強い「顔料インク」、写真に強い「染料インク」と言われています。
ただ、プロが作品に使うのは「顔料インク」でプリントしたものが多いのが現状です。
これは後ほど説明しますね。

 

メーカーによって違うインク構成

家庭用プリンタでは、エプソンとキヤノン・ブラザーではインクの構成が違います。

キヤノン・ブラザーのインク構成

文字に強い「顔料インク」、写真に強い「染料インク」。
これを一台のプリンタに両方搭載しています。
それにより、「文字も写真もきれい」を実現します。

canon_ハイブリッド

Canon プリンタ製品概要より


Canon プリンター インクジェット 複合機 PIXUS MG7730 WH ホワイト

エプソンのインク構成

機種により、搭載されているインクが違います。
「PX-」で始まる品番のプリンタは「顔料インク」が搭載されています。
「EP-」で始まる品番のプリンタは「染料インク」が搭載されています。
EPSON プリンター インクジェット複合機 Colorio EP-808AB 無線LAN Wi-Fi Direct スマートフォンプリント ブラック

 

できれば純正インクを使いましょう。

日本市場における、インクジェットプリンタのビジネスモデルは、プリンタ本体は安価で販売し、インクカートリッジの販売で利益を生み出すことを多くのメーカーで行っています。
日本以外の市場ではこのビジネスモデルを採用していないので、プリンタ本体の価格は高く設定されています。

日本市場では、そのような事情からインクカートリッジにICチップを搭載して、非純正カートリッジを動作させない対策を取るプリンターメーカーが多く存在します。

非純正カートリッジは「このインクは使用できません」などのエラーメッセージが表示され、おかしな発色になることも多いようです。

また、印刷のかすれなど問題が発生した場合、純正ならエプソンやキヤノンのコールセンターに聞けば解決しますが、非純正の場合そのメーカーにも問い合わせする必要があり、お互いプリンタ本体が悪い、非純正カートリッジが悪いと原因をなすりつけます。

結局不具合が発生したとき、純正インクを使ったほうがコストが安くなるので、純正カートリッジを使うことをお勧めします。

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プロが顔料インクで出力する理由

プロの写真家と言っても色々な業態があります。
ここでは作品をインクジェットプリントで出力し、その写真を作品とする、またはその作品を販売する人をプロと定義します。

染料インクの最大の欠点は色あせするということです。
販売した作品が数年後に色あせると価値が下がります。

作品が色あせにくい「顔料インク」で出力するのはプロでは一般的になっています。

 

最後に

インクジェットプリンタの欠点であるインクが詰まる現象は次の2つで回避しましょう。
・純正インクカートリッジを使う。
・ひと月に一度くらい、プリントをする(コピーでも可)。
インクジェットプリンタを大切に使ってくださいね。

この記事を書いた人

こやなぎのぶあき
こやなぎのぶあき
写真撮影と動画制作の「道修町Studio」を運営。
また、写真作家としても活躍し、個展やグループ展に多数参加。
写真とカメラに詳しいのはもちろん、家電やPCにも詳しく、気軽に購入相談ができるので重宝がられている。

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